肝臓にやさしい食事レシピ

12月の献立

12月の献立

12月の献立テーマ

慢性肝炎の食事
エネルギー:600~700kcal・食塩相当量:3.0g未満・鉄:3.0mg未満(1食あたり)

メニュー

  • 島原具雑煮
  • 鯛のあおさ揚げ
  • 白菜ときくらげの中華風和え物
  • かんざらし

栄養素等摂取量

  • エネルギー:645kcal
  • たんぱく質:25.9g
  • 脂質:17.6g
  • 炭水化物:92.1g
  • 鉄:1.6g
  • 食物繊維:6.0g
  • 食塩相当量:2.7g
  • 野菜等摂取量(きのこを含む):122g

今月の献立のポイント

島原具雑煮
『具雑煮(ぐぞうに)』は、長崎県島原市の郷土料理です。江戸時代初期に起こった島原の乱で、天草四郎率いる一揆軍が籠城した際、『兵糧のもち』と『山や海の幸』を合わせて煮て食し、長期戦の体力と気力を養ったのが、具雑煮の始まりと言われています。加える具材は各家庭によって様々ですが、好きな具材を入れて、実際に作ってみることで、いろいろな味わいを楽しむことができます。
今回は、家庭でも簡単に手に入る、一般的な具材で作った具雑煮をご紹介します。具雑煮には丸もちが入り、エネルギーをしっかり確保できるだけでなく、温かいおだしと一緒にいただくことで、心も身体も温まります。

 

白菜ときくらげの中華風和え物
白菜は冬に旬を迎える野菜です。旬の時期の白菜は甘みがあり、部位によって、味わいや食感が異なるため、それぞれの特徴を活かして料理に使うことがポイントです。
今回は『ラーパーツァイ風』の和え物とし、白菜の芯の部分を主に使いました。さっと熱湯にくぐらすことで、白菜のシャキシャキとした食感を楽しむことができます。また、ピリッと辛味の効いた甘酢で調味し、箸休めとしても、さっぱりと召し上がっていただけます。

 

かんざらし
『かんざらし』は長崎県島原市で長年愛されてきた、伝統的なスイーツです。シロップに使われる砂糖は贅沢品だったため、お客さまをもてなすものとして出されていたそうです。かんざらしは上品な甘さとつるんとした喉越しの良さが特徴で、レシピはシンプルですので、ご家庭でも簡単に作ることができます。

料理レシピ

島原具雑煮
鯛のあおさ揚げ
白菜ときくらげの中華風和え物
かんざらし