肝臓にやさしい食事レシピ

10月の献立

10月の献立

10月の献立テーマ

慢性肝炎の食事
エネルギー:600~700kcal・食塩相当量:3.0g未満・鉄:3.0mg未満(1食あたり)

メニュー

  • 中華風炊き込みごはん
  • えびとほたてのカダイフ揚げ~しば漬けタルタルソース添え~
  • きゅうりとくらげのピリ辛中華サラダ
  • わかめスープ
  • 杏仁豆腐

栄養素等摂取量

  • エネルギー:718kcal
  • たんぱく質:26.6g
  • 脂質:19.2g
  • 炭水化物:104.3g
  • 鉄:2.2g
  • 食物繊維:4.9g
  • 食塩相当量:2.9g
  • 野菜等摂取量:102g(きのこを含む)

今月の献立のポイント

えびとほたてのカダイフ揚げ~しば漬けタルタルソース添え~
『カダイフ』と聞いて、首をかしげる方がほとんどではないかと思います。料理の写真を見ていただくと、お店で召し上がったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。『カダイフ』とは、中東発祥の麺状の生地で、別名『天使の髪』とも呼ばれています。サクサクととても軽い食感が特徴的です。また、カダイフは油を吸収しにくいためエネルギーを抑えながらも、揚げ物を楽しむことができます。今回用いた『えび』と『ほたて』は良質なたんぱく質源であり、カダイフを巻くことで、見た目のインパクトだけでなく、食べ応えも抜群の一品に仕上げました。そして、タルタルソースには通常、ピクルスを用いることが多いですが、今回は『しば漬け』を加え、和のアクセントを取り入れ、さらに、発酵食品の乳酸菌も摂取できるよう、工夫しました。カダイフを使った揚げ物を是非一度お試しいただき、日頃のメニューに取り入れてみてはいかがですか?

 

中華風炊き込みごはん
秋が旬の食材として代表格の『さつまいも』は、みなさんご存知の通り、食物繊維が豊富に含まれているだけでなく、疲労回復効果がある『ビタミンB1・B2』を多く含んでいるため、季節の変わり目の体調管理にはぴったりの食材です。また、さつまいもに含まれるビタミンCは、加熱しても壊れにくいのが特徴で、その量はなんと!果物のみかんと同じぐらいであると言われています。
今回の炊き込みごはんは、もち米は使わずに、精白米のみを使用し、先に調味した具材を炊き上がったご飯に混ぜ込んで、お手軽・簡単な中華おこわ風に仕上げました。そして、さつまいもは甘く煮て、最後に加えることで、塩味のご飯に甘味のアクセントが際立ち、食欲の秋にぴったりの一品です。

料理レシピ

中華風炊き込みごはん
えびとほたてのカダイフ揚げ~しば漬けタルタルソース添え~
きゅうりとくらげのピリ辛中華サラダ
わかめスープ
杏仁豆腐