肝臓にやさしい食事レシピ

1月の献立

1月の献立

1月の献立テーマ

NASHの食事
エネルギー:500kcal未満・食塩相当量3.0g未満・鉄3.0mg未満(1食当たり)

メニュー

  • かぶとほたての中華粥
  • かにシュウマイ
  • にんにくの芽としめじのXO醤炒め
  • きゅうりの香味酢和え

栄養素等摂取量

  • エネルギー:482kcal
  • たんぱく質:17.1g
  • 脂質:13.7g
  • 炭水化物:65.8g
  • 鉄:2.8g
  • 食物繊維:7.6g
  • 食塩相当量:2.7g
  • 野菜等摂取量:約273g(きのこ含む)

今月の献立のポイント

○かぶとほたての中華粥
日本では、1月7日(人日の節句)の朝一番に『春の七草』の入ったおかゆを食べる習慣があります。『この1年を健やかに過ごせますように』という願いを込めたものである一方、正月の豪華な料理の食べ過ぎやお酒の飲み過ぎによって、弱った胃腸を休めるものとも言われます。また、正月は久しぶりに会う親戚や友人と一緒に出掛けたり、外食する機会が増えるだけでなく、家でゴロゴロして過ごすこともあり、日常の生活リズムが乱れてしまい、『正月太り』となってしまうことがあります。この正月に増えた体重は、この1月中に元に戻すことをお勧めします。
お粥は消化しやすく、胃腸にやさしいだけでなく、少量の米でもボリューム感があるため、意外と満腹感を得ることができます。今回は、春の七草のひとつである『かぶ(すずな)』を使い、中華風のお粥に仕上げました。ほたての水煮は身も汁も全て加えて、炊飯器で一緒に炊くことで、ほたてのエキスがしっかりと効いた旨味たっぷりのお粥になります。さらに、炊き上がりのお粥に生のかぶを加えることで、かぶの食感が残り、食べ応えは十分です。薄味に仕上げていますが、ザーサイとごま油の風味で、味にアクセントが加わります。

 

○きゅうりの香味酢和え
きゅうりの下ごしらえとして、縦切りにしたきゅうりの種をスプーンで丁寧に取り除くことで、野菜のシャキシャキとした食感が心地よい、無限に食べられる一品に仕上げることができます。きゅうり・だいこん・にんじんは同じ長さ・厚さに切りそろえることで、食べた際の舌触りがよくなります。また、香味野菜を加えることで、薄味に仕上げることができ、身体にも優しい一品です。

料理レシピ

かぶとほたての中華粥
かにシュウマイ
にんにくの芽としめじのXO醤炒め
きゅうりの香味酢和え