肝臓にやさしい食事レシピ

10月の献立

10月の献立

10月の献立テーマ

慢性肝炎の食事
エネルギー:600~700kcal・食塩相当量:3.0g未満・鉄:3.0㎎未満(1食あたり)

メニュー

  • たこ飯
  • 豚肉の香り揚げ
  • 太刀魚の塩焼き
  • セリと菊のお浸し
  • ごま豆腐
  • ミニトマトのコンポート
  • さつまいものチーズ和え
  • 沢煮椀

栄養素等摂取量

  • エネルギー:674kcal
  • たんぱく質:26.6g
  • 脂質:21.0g
  • 炭水化物:90.5g
  • 鉄:2.8㎎
  • 食物繊維:5.1g
  • 食塩相当量:2.9g
  • 野菜等摂取量:約150g
    (きのこを含む)

今月の献立のポイント

○食用菊

食用菊は、花びらが大きく、苦味が少なくなるように育てられ、爽やかな風味とキュキュッとした食感が特徴です。刺身に添えられることの多い小菊をよく見かけますが、今回の献立には黄色の大輪種を使用しています。年間を通して、流通していますが、比較的多く出回るのは秋で、旬の食用菊は香りが強く、風味豊かです。料理の彩りとして脇役になりがちな菊ですが、香りのよいセリと合わせ、菊とセリの香りが残るように、シンプルな味付けのお浸しに仕上げました。

 

○ごま豆腐

『ごま豆腐』は、“僧侶が厳しい修行の中で食べる精進料理の一つとして生まれた”と言われています。肉や魚を使わない精進料理は、たんぱく質が不足しがちになります。そこで、良質なたんぱく質を含む『ごま』を食べて、栄養を補っていたとされています。

本来、ごま豆腐の調理法は、ごまを煎らずに生のまま皮を取り除き、水とくず粉を合わせてすり鉢で練って炊き上げますが、正直、手間がかかります。今回、ごまは『ねりごま』を使用しましたので、手軽に短時間で完成します。ぜひ作ってみてください。

料理レシピ

たこ飯
豚肉の香り揚げ
太刀魚の塩焼き
セリと菊のお浸し
ごま豆腐
ミニトマトのコンポート
さつまいものチーズ和え
沢煮椀