慢性肝炎の予防と治療
メニュー
- なすのボロネーゼ風ドリア
- れんこんと豆苗の柚子こしょう和え
- 白菜とベーコンの洋風スープ
- 洋なしのコンポート
~フローズンヨーグルト添え~
栄養素等摂取量
- エネルギー 626kcal
- たんぱく質 25.7g
- 脂質 13.9g
- 炭水化物 97.5g
- ナトリウム 1207mg
- カリウム 1169mg
- カルシウム 134mg
- マグネシウム 79mg
- 鉄 2.5mg
- コレステロール 49mg
- 食物繊維 7.1g
- 食塩相当量 3.0g
食事のポイント
肝臓の役割は、体内の不要なものを「無害にする」「排出する」、必要なものを「作る」「貯める」という働きがあります。
慢性肝炎とは、肝臓が常に炎症を起こしている状態であり、必要な栄養素を適切に摂取する必要があります。
食事内容は、特に低脂肪・高たんぱく質食にする必要はなく、バランスのとれた食事を規則正しく摂取することが大切です。
○慢性肝炎の予防と治療 肝臓と塩分の関係
慢性肝炎は、肝臓の病気であり、あまり血圧とは関係ないように感じるかもしれません。しかし、肝炎が重症化すると、味覚が鈍化傾向となるため、味付けが濃くなり、塩分を摂りすぎてしまうことがあります。それに伴い、血圧が上昇すると肝臓に負担をかけてしまうので、塩分はできるだけ控える必要があります。
《減塩のポイント》
- ①味付けにメリハリをつける(酸味・香辛料など)
- ②だしの旨味を利用する
- ③表面にのみ味を付ける
- ④汁物を飲みすぎない
- ⑤インスタント食品は控えるなど
料理レシピ
白菜とベーコンの洋風スープ
材料(2人分)
- 白菜 80g
- ベーコン 10g
- ┌ コンソメスープ 280g
- ├ 食塩 1.8g(小さじ1/3弱)
- └ こしょう 0.06g(少々)
作り方
- ①白菜・ベーコンは1㎝幅に切る。
- ②コンソメスープを火をかけ、白菜とベーコンを加える。
- ③塩・こしょうで調味する。
れんこんと豆苗の柚子こしょう和え
材料(2人分)
- れんこん 80g
- 豆苗 40g
- 玉ねぎ 40g
- ごま油 2g(小さじ1/2)
- ┌ 柚子こしょう 2g
- ├ こいくちしょうゆ 6g(小さじ1)
- └ 酒 6g(小さじ1強)
作り方
- ①れんこんは薄切りにし、熱湯でさっと茹でる。
- ②豆苗は3㎝カットし、熱湯をかける。
- ③玉ねぎはみじん切りし、水にさらし、しぼったら、あめ色になるまで炒める。
- ④③と調味料を合わせ、ドレッシングを作る。
- ⑤野菜と④を混ぜてなじませる。
なすのボロネーゼ風ドリア
材料(2人分)
- 精白米 140g
- 押し麦 20g
- 牛ももひき肉 120g
- 玉ねぎ 100g
- なす 80g
- マッシュルーム 40g
- 油 4g(小さじ1)
- にんにく 1g
- ┌ ナツメグ 0.06g(少々)
- ├ クローブ 0.06g(少々)
- └ オレガノ 0.06g(少々)
- ┌ コンソメスープ 40g
- └ トマト缶 60g
- ┌ ケチャップ 10g(小さじ2)
- ├ ウスターソース 10g(小さじ2弱)
- ├ 砂糖 2g(小さじ1弱)
- ├ 食塩 1g(小さじ1/6)
- └ こしょう 0.06g(少々)
- とろけるチーズ 10g
- パセリ 0.02g(少々)
作り方
- ①精白米と押し麦を30分浸水し、炊飯する。
- ②玉ねぎ・なす・マッシュルームはみじん切りにする。
- ③フライパンに油をひき、にんにくを入れ香りが出たら、玉ねぎが透明になるまで炒める。
- ④③へ牛ひき肉・なす・マッシュルームの順に加え、炒める。
- ⑤香辛料を入れ、炒める。
- ⑥火が通ったら、⑤へ調味料をいれ煮込む。
- ┌ ⑦ドリア皿にご飯をしき、その上に出来上がったソースをかける。
- └ ⑧とろけるチーズをのせ、パセリを散らし、オーブンで10分焼く。
洋なしのコンポート ~フローズンヨーグルト添え~
材料(2人分)
- 洋なし 100g
- ┌ 砂糖 4g(小さじ1強)
- └ 水 100g(カップ1/2)
- レモン汁 4g(小さじ1弱)
- ギリシャヨーグルト(加糖) 60g
- ミントの葉 2枚
作り方
○洋なしのコンポート
- ①洋なしの皮をむき、くし切りにする。
- ②鍋に①を入れ、砂糖・水で焦がさないよう、半透明になるまで煮る。
- ③最後にレモン汁を加え、さっと火を入れる。
○フローズンヨーグルト
- ①平たいバットにヨーグルトを入れ凍らせ、時々ほぐす。
コンポートを皿に盛り付け、フローズンヨーグルトを添える。