NASHの予防・治療
メニュー
- 鶏ごぼうごはん
- 鮭のクリーム煮
- 海藻の中華風サラダ
- けんちん汁
- ぶどう寒天
栄養素等摂取量
食事のポイント
NASH(非アルコール性脂肪肝)は、お酒をあまり飲んでいない人が、過食、運動不足、肥満、糖尿病、脂質異常症などを背景として発症する脂肪肝です。ほとんど自覚症状がなく、近年では成人で10~40%と急増しています。治療は、食事療法と運動療法による『減量』が中心となります。食事療法では、エネルギー制限を行うことにより、食事のかさが減らないよう、エネルギーの低い食品(野菜類・きのこ類・海藻類など)を積極的に取り入れて、ボリューム感・満足感の得られる食事を心がけましょう。の役割は、体内の不要なものを「無害にする」「排出する」、必要なものを「作る」「貯める」という働きがあります。
慢性肝炎とは、肝臓が常に炎症を起こしている状態であり、必要な栄養素を適切に摂取する必要があります。
食事内容は、特に低脂肪食・高たんぱく食にする必要はなく、バランスのとれた食事を規則正しく摂取することが大切です。
料理レシピ
鶏ごぼうごはん
材料(2人分)
- 精白米 80g
- 大麦 20g
- みつば 4g
- 鶏ささみ 60g(約1本分)
- ごぼう 60g
- しょうが 6g
- かつお・昆布だし 40g
- ┌ 濃口しょうゆ 6g(小さじ1)
- └ 砂糖 2g(小さじ2/3)
作り方
- ①精白米と押し麦を30分程度浸水し、炊飯する。
- ②みつばはゆがき、3㎝幅に切る。
- ③ささみは筋を取り一口大に切る。ごぼうはささがき、しょうがは千切りにする。
- ④だし汁に③を加え、火が通ったら、調味料を入れて、汁気がなくなるまで煮る。
- ⑤炊き上がったごはんに④を加え、混ぜ合わせる。
- ⑥茶碗によそい、上にみつばを散らす。
鮭のクリーム煮
材料(2人分)
- 白鮭(切り身) 120g(2切れ)
- 食塩 0.6g(少々)
- こしょう 0.02g(少々)
- 小麦粉 4g(小さじ1弱)
- バター 4g(小さじ1)
- 白ワイン 6g(小さじ1強)
- 玉ねぎ 60g
- しめじ 40g
- エリンギ 40g
- マッシュルーム 20g
- ブロッコリー 60g
- 低脂肪乳 60g(計量カップ1/4弱)
- 固形ブイヨン 1.0g(1/5ヶ)
- 食塩 0.6g(少々)
作り方
- ①白鮭は塩、こしょうで下味をし、小麦粉をまぶす。
- ②熱したフライパンにバターをひき、①の表面をこんがりと焼く。
- ③白ワインを加えて、香りづけしたら、白鮭を一旦取り出す。
- ④玉ねぎは1㎝幅の薄切り、しめじは石づきをとり除き、子房に分ける。
- ⑤エリンギは3㎝長の薄切り、マッシュルームは5㎜幅の薄切りにする。
- ⑥ブロッコリーは子房にわけ、ゆでる。
- ⑦白鮭を焼いたフライパンに④⑤を入れて炒める。
- ⑧低脂肪乳を加えて火を入れ、固形ブイヨンと食塩で調味する。
- ⑨取り出した白鮭を再び入れ、火が通ったら、⑥と一緒に皿に盛る。
海藻の中華風サラダ
材料(2人分)
- きゅうり 40g
- 刻み昆布 60g
- ロースハム 20g
- いりごま 4g(小さじ1強)
- 酢 2g(小さじ1/2弱)
- 濃口しょうゆ 6g(小さじ1)
- 砂糖 3g(小さじ1)
作り方
- ①きゅうりは千切りにし、分量外の塩でもみ、水で洗う。ロースハムは細切りにする。
- ②いりごまと調味料を混ぜ合わせる。
- ③切り昆布と①②を混ぜ合わせ、味をなじませる。
けんちん汁
材料(2人分)
- 木綿豆腐 40g
- 大根 40g
- にんじん 20g
- 生しいたけ 20g
- こんにゃく 20g
- ごま油 2g(小さじ1/2)
- かつお・昆布だし 200g(計量カップ1)
- ┌ 濃口しょうゆ 4g(小さじ2/3)
- └ 食塩 0.6g(少々)
- 青ねぎ 4g
作り方
- ①豆腐はさいの目に切り、さっと湯がく。
- ②大根とにんじんは半月切り、生しいたけの軸は切って、4等分に切る。
- ③こんにゃくは一口大に切り、湯がく。
- ④青ねぎは小口切りにする。
- ⑤②③をごま油で炒め、だし汁を加え、火が通ったら、豆腐を入れる。
- ⑥濃口しょうゆ、食塩で調味し、お椀に盛り付け、青ねぎを散らす。
ぶどう寒天
材料(2人分)
- ぶどう 60g
- ┌ 粉寒天 2g(小さじ1)
- ├ 水 100g(計量カップ1/2)
- └ 砂糖 4g(小さじ1強)
- レモン汁 4g(小さじ1弱)
作り方
- ①寒天と砂糖を鍋に入れ、寒天を十分に煮溶かす。
- ②①を火から下ろし、粗熱をとり、レモン汁を加える。
- ③寒天の流し型に半分に切ったぶどうを敷き詰め、②をゆっくりと流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
- ④固まったら食べやすい大きさに切り、ぶどうを一緒に盛り付ける。