肝臓にやさしい食事レシピ

2月の献立

2月の献立

2月の献立テーマ

慢性肝炎の食事
エネルギー:600~700cal・食塩相当量:3.0g未満・鉄:3.0㎎未満(1食あたり)

メニュー

  • 芹ごはん
  • 豚ヒレ肉とれんこんのさっぱり焼き
  • 芽キャベツのガーリックバターソテー
  • きんかんとかぶの洋風サラダ
  • しょうゆ糀de茶わん蒸し
    ~のりあんかけ~

栄養素等摂取量

  • エネルギー:602kcal
  • たんぱく質:24.2g
  • 脂質:13.1g
  • 炭水化物:92.6g
  • 鉄:2.9㎎
  • 食物繊維:5.5g
  • 食塩相当量:2.8g
  • 野菜等摂取量:約194g
    (きのこを含む)

今月の献立のポイント

○豚ヒレ肉とれんこんのさっぱり焼き

豚ヒレ肉は、豚肉の部位の中でも脂質が少なく、たんぱく質が多く含まれており、エネルギーが低いのが特徴です。そのため、強火で焼くと、パサついてしまうのが難点ですが、焼く前に小麦粉をしっかりとまぶして、表面をこんがりと焼きつけることで、水分を閉じ込めて、軟らかく仕上げることができます。ただし、豚ヒレ肉は低エネルギー・高たんぱく質な食材ですが、鉄が多く含まれているため、慢性肝炎では摂り過ぎには注意が必要です。そして、今回の調味で使用した『黒酢』は穀物酢よりも香り高く、まろやかな味わいのため、酢独特の酸味が苦手な方でも美味しくいただけます。

 

○しょうゆ糀de茶わん蒸し~のりあんかけ~

最近、『塩糀』『しょうゆ糀』といった調味料が注目されています。『三大消化酵素』が含まれるので、うま味が増して料理の味が引き立ち、減塩でも『物足りない』『薄味』にならず、食塩の摂り過ぎが気になる人には強い味方です。また、液状の調味料であるため、食塩のような顆粒調味料に比べて、まんべんなく味が染みわたるため、均等に調味することができます。今回は、『しょうゆ糀』の風味を感じていただけるよう、敢えて、茶碗蒸しの具材は入れておりません。のど越しの良い茶碗蒸しを召し上がった後、ふわっと香る糀の風味を楽しんでください。

料理レシピ

芹ごはん
豚ヒレ肉とれんこんのさっぱり焼き
芽キャベツのガーリックバターソテー
きんかんとかぶの洋風サラダ
しょうゆ糀de茶わん蒸し~のりあんかけ~