肝疾患(肝臓病・脂肪肝・肝硬変・肝炎・肝障害)の研究・予防|福岡県北九州市の中井病院内
胡麻焼きの魚には薄く下味をつけています。そのまま焼くのではなく、皮目に胡麻をつけて焼くことにより、胡麻の香ばしさがプラスされ、薄味でも美味しくいただけます。
また、魚の油に含まれる「ドコサヘキサエン酸(DHA)」や「エイコサペンタエン酸(EPA)」には、血中の中性脂肪やコレステロールを下げる効果などがあるといわれ、特にEPAは血栓を防いで血液の流れを改善する効果が期待されます。1日1回を目安として、魚を使った料理を取り入れるように意識しましょう。
肉味噌のひき肉は、牛肉や豚肉でなく、鶏ひき肉を使用することで、「鉄分」を抑えるよう工夫しました。鉄分の摂りすぎは、肝臓に負担をかけ、病気の進行に繋がります。赤身肉や魚の血合い部分は鉄分を多く含むため、食べすぎないよう気を付けましょう。
たんぱく質をしっかり摂れるように「豆乳」を使用しました。バターで具材を炒めることによりスープにコクがでて、おいしく召し上がれます。またさつまいもの皮を剥かずに使用することで、色どりもよく、食物繊維を摂取することができ、「クロロゲン酸(皮付近に多く含まれる栄養素)」や「アントシアニン(紫色素)」など、抗酸化作用をもつ栄養素を効率よく摂取することができます。