肝疾患(肝臓病・脂肪肝・肝硬変・肝炎・肝障害)の研究・予防|福岡県北九州市の中井病院内
NASHの献立として、エネルギーを抑えるために、肉みそに低エネルギー食品であるシイタケやたけのこ等の野菜ときのこをたっぷりと使用しました。たけのこは大きめの粗みじん切りにし、敢えて噛み応えを残しました。肉みそはトウバンジャンで辛みを利かせ、干しシイタケのうまみも生かしました。ゆでた麺にたっぷりの肉みそときゅうりの千切りを盛り付け、少ない麺の量でも、十分に食べ応えのある一品です。肉みそと麺をしっかりと混ぜて、お召し上がりください。麺を『こんにゃく麺』や『カロリーオフの麺』に変更することにより、摂取エネルギーをより抑えることもできます。
豆苗はえんどう豆の若菜で、あくやくせが少ないため、下茹でせずに、いろいろな料理に使用できる緑黄色野菜です。たんぱく質やビタミンといった栄養素を多く含んでいるだけでなく、天候や季節によって、価格が変動しないため、年中ほぼ一定の価格で手に入ることから、お財布にも優しい食材といえます。今回、ボリュームある一品に仕上げるため、低エネルギーのまいたけ・しめじと一緒にさっと炒めました。豆苗は生でもいただける食材ですので、火の入れすぎは歯ごたえを失います。さっと炒める程度で十分ですので、シャキシャキとした食感を残すようにしましょう。
アスパラガスは春から夏にかけて旬を迎える緑黄色野菜です。旬のものは味が濃く、栄養価も高いことが特徴です。アスパラガスに含まれる『アスパラギン酸』はエネルギーの代謝に関係することが知られています。また、疲労回復にも効果的ですので、積極的に摂りたい食材の一つといえます。アスパラガスの根に近い部分は筋が多くて硬いため、皮を剝くことにより、より舌触りがよく、美味しくいただけます。また、湯がきすぎるとせっかくの歯ごたえが台無しです。硬めに湯がき、熱いうちにピクルス液に漬け込むことにより、味もよくなじみます。