肝臓にやさしい食事レシピ

9月の献立

9月の献立

9月の献立テーマ

慢性肝炎の食事
エネルギー:600~700kcal・食塩相当量:3.0g未満・鉄:3.0mg未満(1食あたり)

メニュー

  • ポルチーニのリゾット
  • 白身魚のトマト煮
  • れんこんと水菜のバジルサラダ
  • 洋梨のコンポート

栄養素等摂取量

  • エネルギー:629kcal
  • たんぱく質:23.6g
  • 脂質:16.8g
  • 炭水化物:88.1g
  • 鉄:2.5mg
  • 食物繊維:8.5g
  • 食塩相当量:2.5g
  • 野菜等摂取量:約334g
    (きのこを含む)

今月の献立のポイント

〇ポルチーニのリゾット

ポルチーニはイタリア語で【ポルチーノ(子豚)】の複数形です。丸々と膨らんだ見た目が、まるで愛嬌のある子豚のようであることから名付けられました。ポルチーニは人工栽培の手法が確立しておらず、全て天然物のため、希少価値があるとされています。ポーランド、イタリアが主要な産地で、日本では乾燥したポルチーニが比較的手に入りやすくなっています。乾燥したものは旨味が凝縮されており、ポルチーニ特有の香ばしい香りが特徴的で、戻し汁にも旨味が含まれています。
今回は戻し汁も使用し、ポルチーニと相性の良い牛乳、パルメザンチーズと合わせ、贅沢なリゾットに仕上げました。

 

〇白身魚のトマト煮

朝晩に涼しい風を感じはじめましたが、まだまだ日中は残暑が厳しい毎日です。この時期に起こりやすい症状は、冷たいものを飲みすぎてお腹を冷やしたり、暑さで食欲不振になったり、といったところでしょうか。
トマト煮の具材として、なす、ズッキーニといった初夏から秋が旬の食材を取り入れました。これらは、むくみの解消や高血圧の予防作用がある『カリウム』が多く含まれます。体内にこもった不要な熱を放出し、水分を排泄する効果があるため、この時期に是非とも摂取したい栄養素です。
また、今回は主に夏の食材を使用していますが、さつまいもやれんこん、じゃがいもなどに代用することで、秋冬に旬を迎える様々な根菜の旨味を味わうこともできます。トマト煮は淡白な白身魚との相性が良く、タラやスズキでも美味しくいただけること間違いなしです。

料理レシピ

ポルチーニのリゾット
白身魚のトマト煮
れんこんと水菜のバジルサラダ
洋梨のコンポート